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【勝ち組?】リゾートトラストの就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

リゾートトラストは、ホテル会員権販売・ホテル運営などを主力とする総合リゾート会社。1973年に伊藤與朗が会員制ホテル会社として創業。1974年には岐阜県に初となる会員制リゾートホテルを開業。会員権販売によって開発資金を早期回収し、その後は利用料から継続収益を得るビジネスモデルを築いた。1980年代にはホテルの一室を複数会員が利用するタイムシェア型の『エクシブ』ブランドを開始。大都市圏からのアクセスに優れる軽井沢・伊豆・鳥羽・淡路島・山中湖へ施設網を拡大。1994年には富裕層向けの会員制医療サービスを開始し、事業領域を健康・医療へ広げた。2010年代には富裕層向けの有料老人ホームに進出し、顧客の人生に長期間関与する体制を整えた。現在では会員制ホテルで業界シェア1位、ホテル43ヵ所・ゴルフ場14ヵ所・メディカル施設32ヵ所・有料老人ホーム23ヵ所を展開。会員権販売を通じて築いた富裕層との関係を、多様なサービスへ横展開している。

POINT
  • 会員制ホテルで断トツ首位で医療事業にも進出、本社は名古屋
  • 旺盛な富裕層の消費意欲によって業績は過去最高圏、財務体質も良好
  • 平均年収631万円でホテル・旅行業界トップクラス、福利厚生も業界首位級
  • 就職偏差値と難易度

    ✔就職偏差値:57(中堅)

    会員制リゾートホテル分野において国内断トツ首位に君臨し、直接的な競合企業が少ない。給与水準はホテル業界において明確に上位レベルであり、同業界トップレベルの待遇を得られる。
    詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

    ✔就職難易度:やや難関

    年間の採用数は400人~500人と採用枠はかなり多い。高級リゾートホテルを多数運営するビジネスモデルゆえに、ホテル業界の志望者からは底堅い人気がある。
    採用大学:【国公立】筑波大学・横浜国立大学・埼玉大学・都留文科大学・名古屋市立大学・横浜市立大学・愛知県立大学・静岡県立大学など、【私立】立命館大学・日本大学・南山大学・近畿大学・東洋大学・専修大学・拓殖大学・玉川大学・龍谷大学・愛知大学・流通経済大学・日本体育大学など(出典:マイナビ2028

    業績動向

    ✔売上高と営業利益

    リゾートトラストの売上高は2022年まで1,570億~1,795億円で推移していたが、2025年には過去最高となる2,493億円まで急増を遂げている*1。営業利益は2021年を除けば86億~210億円ほどで推移しているが、2025年には過去最高となる263億円に到達している。
    *1:2025年に売上高が増加した理由は、①世界的な株価上昇・景気好調による会員権販売の好調、②物価上昇・人件費の上昇を受けた宿泊料金・会員権価格の値上げによる増収、など。とりわけ株価上昇などを背景とする富裕層の旺盛な消費意欲が、リゾートホテルに向かったことが大きい。

    ✔セグメント別の状況

    リゾートトラストは、会員権事業(ホテル会員権『ベイコート倶楽部』『エクシブ』の販売・サービスなど)、ホテルレストラン事業(ホテル・リゾート施設におけるレストラン・ウエディング・リゾートエステなど)、メディカル事業(メディカル会員権『グランドハイメディック』の販売、医療機関の運営・居宅介護サービス、遠隔診断システム開発・販売)、その他事業(不動産賃貸など)、の4事業を有する。
    当社の事業構造は、ホテル会員権販売を中核として、富裕層との取引関係をリゾート・医療・老人ホームなどに横展開することで成立している。会員権事業では、開業前のホテル客室を複数の会員が共同利用する権利として販売しており、『エクシブ』『ベイコート倶楽部』『サンクチュアリコート』などのブランドを展開する。ホテル会員権は、販売価格が数千万円に及ぶうえ、ホテル開業前に開発資金を回収できることが強みである。ホテルレストラン等事業では、会員権販売後のホテル利用に伴う、ホテル利用・ゴルフ・レストランなどから収益を得ている。会員が施設を利用するたびに継続的に収益が発生するうえ、高額な会員権を買える富裕層は客単価が高くなりやすいことが強みである。メディカル事業では、会員制総合検診・健康支援、有料老人ホームなどを展開する。会員制検診は、名門医局の実力医師を揃え、PET・MRIによる高度検査を提供する。ホテル会員権を通じて築いた富裕層との関係を、高額な検診・医療サービスへ横展開した点が最大の特徴である。

    ✔最終利益と利益率

    リゾートトラストの純利益は2021年のみ▲102億円に赤字転落している*2が、同年を除けば50億~170億円ほどで推移している。2025年には過去最高となる純利益201億円に到達。営業利益率は5%~10%で推移しており、ホテル業界・旅行業界としては高い利益率を誇る。
    *2:2021年に純損失に転落した理由は、①COVID-19感染拡大と外出自粛によるホテルの長期休業、②COVID-19感染拡大で収益性が低下したホテルの減損損失214億円の計上、など。

    ✔自己資本比率と純資産

    リゾートトラストの自己資本比率は長期的に25%~31%ほどで推移しているが、これは当社のビジネスモデルにも起因している*3。純資産は2022年に1,068億円にやや後退したが、同年以降は回復傾向が続いている。2025年には過去最高となる純資産1,507億円に到達。
    *3:当社はホテルの建設中から新規物件の会員権を販売しており、引渡前の顧客から前受金を受領している。さらに、ホテル年会費・メディカル会員権の入会金・シニアレジデンス入居金なども、前受金に計上される。これらの前受金が負債に計上されるため、自己資本比率が高まりにくい事情がある。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    リゾートトラストの平均年収は2022年までは500万~530万円ほどで安定していたが、2025年には631万円まで上振れ。総合職の場合、30歳で年収480万~530万円ほど、課長職レベルで年収700万~800万円が目安。ホテル業界としては明確に上位となる給与水準を実現している。平均年齢は36.1歳(2025年)と大企業の標準的水準よりもかなり若め。

    ✔従業員数と勤続年数

    リゾートトラストの単体従業員数は2023年まで4,800人~5,500人ほどで推移していたが、2025年には6,279人の組織体制へと拡大。子会社や関連会社の従業員も含めた連結従業員数は9,046人ほど。平均勤続年数は8.9年(2025年)と短めだが、平均年齢が若い組織であることを考えれば違和感はない。

    総合評価

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