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リース 金融サービス

【勝ち組?】オリックスの就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

オリックスは、リース・銀行・保険・ローン・不動産・事業投資・再生可能エネルギー発電・プロ野球球団などを展開する大手総合リース会社。日本のリース産業の黎明期であった1964年に三和銀行・日綿実業・日商・岩井産業などが設立したオリエントリースが源流、1960年代の好景気を追い風にリース業界トップに躍進。1970年代以降には航空機・船舶リースやレンタル事業に進出して事業多角化・海外展開を進めた。現在ではリース事業を中核とした銀行・保険・ローン・不動産などを網羅する総合金融グループへと発展。

POINT
  • リース業界におけるトップ企業、事業多角化で総合金融グループへ発展
  • 売上高・利益は成長性こそ薄れるも安定的、財務体質も良好
  • 平均年収976万円だが総合職はより恵まれる、福利厚生もかなり充実
  • 就職偏差値と難易度

    ✔就職偏差値:70(最上位)

    リース業界におけるトップ企業であり、給与水準・福利厚生はいずれも業界トップクラス。一般知名度も傑出して高く、これはリース業界において極めて異例。
    詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

    ✔就職難易度:やや難関

    大卒総合職の採用人数は年間200人~270人ほど、金融業界としては採用枠がかなり大きい企業。グループ会社でも採用活動を各社で展開しており、グループ全体の採用数は相当に多い。
    採用大学:【国公立】京都大学・大阪大学・神戸大学・広島大学・千葉大学・埼玉大学・大阪公立大学・東京外国語大学など、【私立】慶應義塾大学・早稲田大学・上智大学・立教大学・青山学院大学・同志社大学・関西学院大学・立命館大学・日本大学・東洋大学・獨協大学など(出典:UT-Board

    業績動向

    ✔営業収益と営業利益

    オリックスの営業収益は2.2兆〜2.8兆円レベルでの推移が続いている。2018年の営業収益2.86兆円*1から停滞が続いていたが、2025年には過去最高となる2.87兆円に到達*2。営業利益は2,500億〜3,600億円ほどで推移しており、2024年には過去最高となる3,607億円に到達している。
    *1:2018年の売上高の増加は、パラジウム価格の急騰により貴金属地金取引業を主力とする子会社・ネットジャパンの売上高が急伸したことが主要因。
    *2:2025年の業績好調の理由は、①プライベートエクイティ投資や不動産投資の好調による収益拡大、②オリックス生命保険の業績好調、③豪州・韓国におけるリース事業の好調、など(参考リンク)。

    ✔セグメント別の状況

    オリックスは、法人営業・メンテナンスリース事業(金融・手数料ビジネス、自動車・電子計測器・ICT機器などのリースなど)、不動産事業(不動産開発・賃貸・管理、アセットマネジメントなど)、事業投資・コンセッション事業(企業投資など)、環境エネルギー事業(再エネ発電、電力小売りなど)、保険事業(生命保険など)、銀行・クレジット事業(銀行・カードローン)、輸送用機器事業(航空機リース・船舶投資など)、海外事業(アメリカ・ヨーロッパ・アジアでの事業)、の8事業を有する。
    当社の事業構造は、祖業であるリース事業を基盤としながら、事業投資・金融サービス・不動産・環境エネルギーなど複数の事業領域を組み合わせることで成立している。リース事業では企業の設備投資に対して資金提供を行う金融機能を担っており、航空機・船舶・工作機械・IT機器など幅広い資産を対象とすることで安定したリース収益を確保しているが、当社の特徴は単なるリース会社にとどまらない点にある。長年に渡って、事業投資や資産運用へと事業多角化を続けた結果、現在では金融サービス・インフラ投資・環境エネルギー・不動産など多様な収益源を有する複合型ビジネスモデルを形成している。さらに近年では再生可能エネルギーや海外投資などにも積極的に展開しており、金融機能と事業投資機能を組み合わせることで収益機会を拡大している点が当社の大きな特徴である。リース会社として出発しながらも、現在では金融・投資・資産運用を横断する独自の事業ポートフォリオを構築している点に当社の強みがある。

    ✔最終利益と利益率

    オリックスの純利益は2021年のみ1,923億円まで低下したが、同年を除けば2,900億〜3,500億円のレンジで安定的に推移している。営業利益率は11%〜12%ほどで安定推移しており、リース業界としてはトップレベルの利益率を誇っている。

    ✔自己資本比率と純資産

    オリックスの自己資本比率は22%〜24%ほどの低水準で推移しているが、リース会社としては健全な水準。リース会社は借入などで調達した資金でリース対象の資産を購入、収益を得るビジネスモデルゆえに自己資本比率が低くなりやすい*3。
    *3:リース会社は巨額の負債を背負っている場合が常だが、リース対象の機械設備などを顧客に一定期間に渡って貸し出すため、安定的に資金回収できるビジネスモデル。顧客企業が大量倒産などしない限り、自己資本比率の低さは問題にならない。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    オリックスの平均年収は2022年まで860万〜885万円で推移していたが、2025年には976万円まで上振れ。総合職の場合、30歳前後の主任級で年収750万〜800万円ほど、課長職レベルであれば年収1,100万〜1,300万円ほど。リース業界としてはトップクラスの給与水準となっている。

    ✔従業員数と勤続年数

    オリックスの単体従業員数は2,800人〜2,900人ほどで長期的に推移している。子会社や関連会社の従業員も含めた連結従業員数は3.39万人ほど。平均勤続年数は16.2年(2025年)と、金融業としては長めの水準となっている。

    総合評価

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