本レポートでは、印象論ではなく、データから就職偏差値と格付を評価しています。レポート末尾で、最終結論とその根拠を提示します。
企業概要
アルフレッサホールディングスは、医薬品・一般医薬品の卸売・製造を主力とする医薬品専門商社。2003年に大手医薬品卸売会社であった福神・アズウェルの経営統合によって設立。2004年には同業の大正堂を完全子会社化して規模を拡大。製薬メーカー1,000社以上から医薬品・医療機器・医療材料を仕入れたうえで日本全国の病院・診療所・薬局へと供給するサプライチェーンを構築してきた。現在では医薬品専門商社として業界2位、日本全国に営業拠点171支店・物流拠点13拠点を展開する。
・医薬品専門商社として国内2位、日本全国に医薬品サプライチェーンを構築
・売上高・利益は安定的で景気後退局面にも強い、財務健全性は普通レベル
・総合職・30歳で年収480万~550万円ほど、福利厚生は普通レベル
就職偏差値と難易度
✔就職偏差値:59(中堅)
上場企業・著名企業に勤務するサラリーマンとしては中堅クラスの待遇を得られる。安定性や待遇に目立った課題はほぼなく、良好な人生を送ることができる可能性が高いだろう。
詳細な企業分析は以下の業績動向・社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。
✔就職難易度:中難易度
総合職の採用人数は年間50人~70人ほど。医薬品専門商社として国内首位の大手企業だが中堅大学からも幅広く採用しており、意外な穴場でもある。
採用大学:【国公立】千葉大学・金沢大学・新潟大学・富山大学・和歌山大学・琉球大学・大阪公立大学・横浜市立大学など、【私立】同志社大学・立教大学・法政大学・関西大学・日本大学・駒澤大学・成城大学・近畿大学・愛知大学・山梨学院大学・金城学院大学など(出典:マイナビ2026)
業績動向
✔売上高と営業利益
アルフレッサホールディングスの売上高は長期的に2.6兆~2.8兆円ほどで安定的だが、2023年には過去最高となる2.85兆円に到達している。営業利益は270億~470億円レベルでの横ばいが続いている。
✔セグメント別の状況
アルフレッサホールディングスは、医療用医薬品事業(医療用医薬品・医療用検査試薬・医療機器・医療材料の卸売など)、セルフメディケーション事業(一般用医薬品の卸売など)、医薬品等製造事業(医薬品・検査試薬・医療機器などの製造)、医療関連事業(調剤薬局の運営)、の4事業を有する。
当社は医療用医薬品事業を主力としており、同事業が売上高の約88%・利益の86%を占める。子会社・アルフレッサファーマを通じて医薬品・検査試薬・医療機器などの製造も手掛けるが、業績への貢献は極めて限定的。医薬品を安定供給する社会的使命から、大規模災害時にも強靭に耐えうるサプライチェーン構築に注力している(参考リンク)。
✔最終利益と利益率
アルフレッサホールディングスの純利益は240億~410億円レベルでの横ばいが続いている。2018年には過去最高となる純利益417億円を記録したが、同年以降は停滞。営業利益率は1%台での推移が続いており、事業規模の大きさによって稼ぐ構造となっている。
✔自己資本比率と純資産
アルフレッサホールディングスの自己資本比率は長期的に30%台で推移しており、高くもなければ低くもない。純資産は2020年まで増加傾向が続いていたが、同年以降は4,700億~4,800億円レベルで横ばい。
社員の待遇
✔平均年収と平均年齢
アルフレッサホールディングスの平均年収は長期的に680万~760万円ほどで推移しているが、これは持株会社の51人の平均年収。実際には、事業会社の総合職・30歳で年収480万~550万円ほど、課長職レベルで年収750万~880万円が目安。製薬メーカーと比べると給与水準は低め。
✔従業員数と勤続年数
アルフレッサホールディングスの単体従業員数は長期的に38人~51人ほどで推移しており、従業員の殆どは事業会社に属している。子会社や関連会社の従業員も含めた連結従業員数は1.25万人に及ぶ大所帯である。平均勤続年数は16.8年(2023年)と大手企業の標準的な水準。
上記の公開データを総合的に踏まえた、企業としての実力値と就職先としての評価を、以下に最終的な評価結論として整理します。
総合評価
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