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【勝ち組?】デクセリアルズの就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

デクセリアルズは、電子部品・接合材料・光学材料などを主力とする電子部品・素材メーカー。1962年にソニーが回路用銅箔・工業用接着剤の国産化を目指して設立。1970年代には磁気ヘッドやフレキシブルプリント基板にも進出した他、1990年代には『プレイステーション』向け多層基盤を生産。2012年にはソニーの業績悪化によって日本政策投資銀行に売却されてグループを離脱。現在では差別化技術によってニッチトップ戦略を遂行、異方性導電膜や光学弾性樹脂などで世界シェア首位を誇る。

POINT
  • ソニーGから分離した電子部品・素材メーカー、世界シェア1位の製品多数
  • 売上高・利益は2021年から成長傾向が継続、財務体質は大いに良好
  • 平均年収759万円で借上げ社宅制度が良好、栃木県が地盤
  • 就職偏差値と難易度

    ✔就職偏差値:63(中堅上位)

    一般知名度は極めて低いが、電子部品・素材メーカーとしては傑出した高利益率が強み。給与水準においても事業規模以上の水準を確保しており、マイナーながらもかなりの優良企業。
    詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

    ✔就職難易度:やや難関

    総合職の採用数は年間20人~40人と企業規模なり。ニッチ業界かつ現社名での歴史も浅いために一般知名度は壊滅的に低い。かなりの穴場企業である。
    採用大学:【国公立】北海道大学・神戸大学・広島大学・横浜国立大学・金沢大学・信州大学・香川大学・岩手大学・秋田県立大学・長岡技術科学大学など、【私立】慶應義塾大学・早稲田大学・明治大学・立教大学・法政大学・関西学院大学・立命館大学・成蹊大学など(出典:マイナビ2027

    業績動向

    ✔売上高と営業利益

    デクセリアルズの売上高は2021年まで570億〜700億円ほどで推移していたが、同年以降は増加傾向に転換。2025年には過去最高となる売上高1,103億円に到達している。営業利益は2021年から増加傾向が続いており、2025年には過去最高となる397億円となっている。
    *1:2022年から売上高・利益が増加している理由は、①異方性導電膜の堅調な需要拡大による販売増加、②自動車向け反射防止フィルムの販売拡大、③ハイエンドスマートフォン向けセンサーモジュールの精密接合用樹脂・形状加工ACFの販売好調、④為替レートの円安推移による為替効果、など。

    ✔セグメント別の状況

    デクセリアルズは、光学材料部品事業(反射防止フィルム・光ディスク用紫外線硬化型樹脂・光学弾性樹脂・蛍光体フィルムなど)、電子材料部品事業(工業用機能性接合材・異方性導電膜・表面実装型ヒューズ・無機偏光板・光半導体など)、の2事業を有する。
    当社の事業構造は、光学材料部品と電子材料部品の2本柱を持ちながら、その両方でスマホ・自動車・ディスプレイの高機能化を支えるニッチ高収益材料に特化している点に特徴がある。光学材料部品事業では、ディスプレイ接続や光学性能向上に用いられる反射防止フィルム・光学弾性樹脂・光半導体などを主力とする。一方の電子材料部品では、接合材料・異方性導電膜・熱伝導シート・表面実装型ヒューズなどを展開しており、半導体実装・自動車電装・通信機器の高性能化を下支えしている。また、大量生産の汎用品で数量を追うのではなく、各顧客の高難度要求に適合した材料をそれぞれ供給することで高収益を確保している他、ディスプレイ接続材料や車載・半導体向け材料などは一度採用されると簡単には切り替えにくい特性がある。したがって当社は、一般的な電子材料会社というより、技術難易度の高い用途特化材料で高収益を実現するニッチトップ型部材メーカーと捉えるのが実態に近い。

    ✔最終利益と利益率

    デクセリアルズの純利益は2022年から増加傾向が続いており、2025年には過去最高となる277億円に到達している。営業利益率は2021年から右肩上がりで上昇しており、2024年には36%に到達している。電子部品・素材メーカーとしては傑出した利益水準にあると評価できよう。

    ✔自己資本比率と純資産

    デクセリアルズの自己資本比率は長期的に49%~63%ほどで推移しており、電子部品・素材メーカーとしては高めの水準にある。純資産は2022年まで500億円レベルで横ばいが続いていたが、同年以降は増加傾向。2025年には純資産959億円に到達している。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    デクセリアルズの平均年収は759万円(2025年)と、電子部品・素材メーカーとしてはやや高めの水準。総合職の場合、30歳で年収530万~590万円ほど、課長職レベルで年収900万~1,050万円が目安となる。業績の成長性や高利益率の割には給与水準は傑出していない。平均年齢は44.3歳(2025年)と、大手企業の標準的な水準をやや上回る。

    ✔従業員数と勤続年数

    デクセリアルズの単体従業員数は2021年に約300人ほど減少したが、同年以降は1,300人レベルで横ばい。子会社や関連会社の従業員も含めた連結従業員数は1,890人ほど。平均勤続年数は15.4年(2025年)と大手企業の標準的な水準である。

    総合評価

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