カテゴリー
半導体製造装置

【勝ち組?】SCREENの就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

SCREENホールディングスは、半導体製造装置・ディスプレイ製造装置・プリント基板関連機器などを製造する半導体製造装置メーカー。1868年に石田才次郎が石版印刷会社として創業。1934年には写真画像の印刷に不可欠な写真印刷用ガラススクリーンの国産化に成功した。戦後しばらくは印刷製版機器を主力としたが、1970年代にはエッチング技術を生かして半導体製造装置へと進出、ウェハエッチング装置や半導体向けフォトレジスト塗布装置などを手掛けた。現在では半導体洗浄装置(枚葉式)・バッチ式洗浄装置・スピンスクラバー・コーターデベロッパーで世界トップシェアを誇り、半導体洗浄分野における世界有数の装置メーカーとして存在感を持つ。なお、創業から現在に至るまで京都に本社を置いており、ニッチ分野で世界的競争力を築く京都企業らしい一社としても知られる。

POINT
  • 半導体洗浄装置で世界シェアの半分を掌握する半導体製造装置メーカー
  • 売上高・利益は成長基調で利益率も優良、業績の浮き沈みが激しい
  • 平均年収1,062万円で京都企業トップクラス、福利厚生も恵まれる
  • 就職偏差値と難易度

    ✔就職偏差値:70(最上位)

    半導体製造装置における世界的大手。過去5年の業績好調によって京都企業としてはトップクラスの待遇へと躍進、評価を大きく高めている。一般知名度の低さだけは惜しい。
    詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

    ✔就職難易度:難関

    総合職の採用人数は年間80人~150人だが、2024年は業績好調により約180人まで急増。総合職の出身大学はハイレベル大学が多いが、地盤である関西圏の出身者が多めである。
    採用大学:【国公立】京都大学・大阪大学・東京工業大学・名古屋大学・大阪府立大学・滋賀大学・富山大学・大阪公立大学・滋賀県立大学・名古屋工業大学・京都工芸繊維大学など、【私立】慶應義塾大学・早稲田大学・関西学院大学・立命館大学・東京理科大学など(出典:マイナビ2027

    業績動向

    ✔売上高と営業利益

    SCREENホールディングスの売上高は2022年から急激な増加が続いており、2025年には過去最高となる6,252億円に到達*1。営業利益は2020年に125億円まで減少したが、同年以降は増加傾向に転換。2025年には過去最高となる営業利益1,356億円に到達している。
    *1:2025年に売上高・利益が増加した理由は、①世界的な半導体市況の活況による半導体設備投資の活況、②半導体製造における微細化・3D化の進展による半導体洗浄の重要性向上(参考リンク)、③為替レートの円安推移による為替効果、など。

    ✔セグメント別の状況

    SCREENホールディングスは、SPE事業(半導体製造装置の開発・製造・販売・保守サービスなど)、GA事業(グラフィックアーツ機器の開発・製造・販売・保守サービスなど)、FT事業(ディスプレイ製造装置・成膜装置の開発・製造・販売・保守サービスなど)、PE事業(プリント基板関連機器の開発・製造・販売・保守サービスなど)、その他事業、の5事業を有する。
    当社の事業構造は、名目上こそ5事業を有する一方、実態としては圧倒的に半導体製造装置分野(SPE)が主力を占める特徴がある。半導体の微細化が進むほど、製造工程ではミクロン単位の微細な異物除去が不可欠となるが、当社はこうした洗浄工程を担う半導体洗浄装置において世界的大手の地位を確立している。とりわけ当社の強みは、枚葉式洗浄装置・バッチ式洗浄装置・スピンスクラバー・コーターデベロッパーといった前工程の中核領域で高い競争力を有している点にあり、先端半導体の高性能化と構造複雑化が進むほど、その重要性は一段と高まる構図にある。そのため、現在では売上高の約80%・利益の約94%を半導体製造装置(SPE)事業が占める状況にある。つまり当社は、印刷製版機器を祖業とする多角化企業の外形を持ちながら、その本質は半導体前工程の洗浄分野に深く張った専業色の濃い装置メーカーと捉えるのが実態に近い。

    ✔最終利益と利益率

    SCREENホールディングスの純利益は2020年に50億円に低下したが、同年以降は増加傾向に転換。2025年には過去最高となる994億円に到達している。良くも悪くも好不調の差が大きい推移である*2。営業利益率は好調時には20%以上にも達する一方、不調時には3%台にまで落ち込んでいる。
    *2:半導体製造装置メーカーは世界の大手半導体メーカーを主要顧客とするが、そもそも半導体業界自体が浮き沈みが激しい業界。半導体業界が落ち込むと、半導体製造装置メーカーである当社も道ずれに業績悪化する関係にある。

    ✔自己資本比率と純資産

    SCREENホールディングスの自己資本比率は緩やかな増加傾向が続いており、2025年には62.7%に到達している。浮き沈みが激しい業界であるため、財務基盤の健全性を高めることで、業績悪化局面への耐性を確保している。純資産は2021年から急激な増加が続いており、2025年には4,206億円に到達している。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    SCREENホールディングスの平均年収は2023年まで820万~920万円ほどで推移していたが、2025年には1,062万円に上振れている。が、これは持株会社の従業員547人のみの平均年収である。総合職の場合、30歳で年収620万~700万円ほど、課長職レベルで年収1,250万~1,400万円が目安となる。

    ✔従業員数と勤続年数

    SCREENホールディングスの単体従業員数は547人(2025年)となっており、従業員の殆どは事業会社に所属している。子会社や関連会社の従業員も含めた連結従業員数は6,410人ほど。平均勤続年数は13.3年(2025年)と大手企業の標準的な水準を下回る。

    総合評価

    格付・評価文は限定公開です

    大手・有名企業550社の実力と就職序列を SSS~Fランクの21段階で格付しています。

    1社あたり平均800文字超で「企業としての実力」と「就職先としての魅力」を深掘り、企業理解を格上げします。

    いつでも登録解除可能です。期間の縛りはありません。

    ※登録方法・Q&Aはこちら

    就職偏差値ランキング【完全版】はこちら!