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【勝ち組?】ビジネスエンジニアリングの就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

ビジネスエンジニアリングは、基幹業務システム(以下、ERPと表記)の開発・導入支援を主力とするシステムインテグレータ。1987年に東洋エンジニアリングのシステム部門として発足し、同社の社内システム開発を主力としていた。1991年に独・SAP社と日本初となるパートナー契約を締結し、ERP導入支援サービスへと参入。1996年には自社製ERP『mcframe』を提供開始し、自社製・他社製ERPいずれも対応できる体制を整えた。1999年には東洋エンジニアリングから分離独立し、2001年には東京証券取引所への株式上場。2010年代からは米国・中国・インドネシア・シンガポールなどに現地法人を設立し、日系企業のグローバル展開を支援する体制を整えた。現在では製造業の企業向けのERP導入支援・保守サービスまでを手掛け、基幹業務・サプライチェーン・海外拠点管理・製造現場DXまで支援する企業となっている。

POINT
  • 東洋エンジニアリングから分離独立した中堅SIer、ERP導入支援・保守に特化
  • 売上高・利益は成長基調が続いており、財務健全性も良好
  • 平均年収810万円だが福利厚生はやや弱め、入社4年目以降は裁量労働制
  • 就職偏差値と難易度

    ✔就職偏差値:64(中堅上位)

    ERP領域に特化した専門性の高いIT企業。一般知名度は極めて低いが、平均年収はIT業界の大手企業に劣らない。ERPの専門性を得られるキャリア価値も魅力。
    詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

    ✔就職難易度:やや難関

    総合職の採用人数は年間15人~25人ほど。最近のIT・コンサル人気の高まりによりハイレベル大学からの就職も増加傾向だが、中堅大学からの採用にも前向き。
    採用大学:【国公立】京都大学・東北大学・神戸大学・千葉大学・金沢大学・三重大学・福島大学・富山大学・佐賀大学・琉球大学・横浜市立大学・電気通信大学など、【私立】慶應義塾大学・早稲田大学・明治大学・立教大学・法政大学・立命館大学・成蹊大学・東京農業大学など(出典:マイナビ2028

    業績動向

    ✔売上高と営業利益

    ビジネスエンジニアリングの売上高は長期的な増加傾向が続いており、2025年には過去最高となる207億円に到達している。営業利益は右肩上がりの増加傾向が続いており、2025年には過去最高となる46.7億円に到達している。急速な事業拡大が続く成長企業である一方、事業規模はIT業界でも中堅に留まる。
    *1:当社の売上高・営業利益の成長が続いている理由は、①世界的なデジタル投資の活性化によるERP導入需要の拡大、②老朽化した基幹システムの刷新需要の増加、③自社製ERP『mcframe』の導入拡大によるライセンス販売、保守・追加開発による収益増加、など。

    ✔セグメント別の状況

    ビジネスエンジニアリングは、ソリューション事業(SAPなど他社開発のERPパッケージの導入支援・コンサルティング・プロジェクトマネジメントなど)、プロダクト事業(自社開発のERPパッケージ『mcframe』『GLASIAOUS』の開発・販売・導入など)、システムサポート事業(基幹業務システムを導入した企業へのシステム運用・保守支援サービス)、の3事業を有する。
    当社の事業構造は、SAPなどの他社製ERP導入支援・保守と、自社ERP『mcframe』を両輪として成立している。ERPとは、販売・生産・購買・在庫・会計・人事など企業の基幹業務を統合管理するシステムであり、部門ごとに分断されがちな業務データを一元化することで、経営状況や業務プロセスを可視化する役割を担う。当社はこのERP領域に特化した企業であり、売上高・利益のほぼすべてをERP関連によって稼いでいる。ERPは大規模システムであるがゆえに案件規模が大きくなりやすく、一度導入されると企業活動の根幹に組み込まれるため、顧客との関係が長期化しやすい特徴がある。また、当社は東洋エンジニアリングのシステム部門として発足した歴史的な経緯から、製造業の顧客を得意分野としている。特に製造業では、受注・部材調達・生産計画・在庫管理・原価計算などが複雑に連動するため、ERPは企業活動の中核を支える基幹システムとして機能している。

    ✔最終利益と利益率

    ビジネスエンジニアリングの純利益は長期的な増加傾向が続いており、2025年には過去最高となる33.3億円に到達している。営業利益率は右肩上がりで増加しており、2025年には22.5%に到達。事業規模を拡大しながら、IT業界でも高水準となる利益率へと向上を遂げている。

    ✔自己資本比率と純資産

    ビジネスエンジニアリングの自己資本比率は長期的な増加傾向にあり、2025年には72.5%に到達している。業績の急成長を続けながら、負債に依存しない財務健全性も確立していると評価できる。純資産は右肩上がりの増加傾向にあり、2025年には過去最高となる133.8億円に到達。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    ビジネスエンジニアリングの平均年収は長期的に760万~830万円ほどで推移している。総合職の場合、30歳で年収650万~700万円ほど、課長職レベルで年収950万~1,050万円が目安。ただし、この平均年収には退職金前払い制度の金額が含みとなっている点には注意を要する。

    ✔従業員数と勤続年数

    ビジネスエンジニアリングの単体従業員数は緩やかな増加傾向が続いており、2025年は554人の組織体制となっている。子会社や関連会社の従業員も含めた連結従業員数は719人ほど。平均勤続年数は11.1年(2025年)と長くはないが、人材の流動性が高いIT業界の企業としてはやや長め。

    総合評価

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