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【勝ち組?】ブリヂストンの就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

ブリヂストンは、自動車・飛行機・バイク向けのタイヤ製造を主力とする大手自動車部品メーカー。1930年に日本足袋のタイヤ部門として発足後、1931年にブリッヂストンタイヤとして独立。1950年代には日本国内のタイヤ販売網を早期から構築しつつ、ガソリンスタンドでの併売を進め、日本のタイヤ業界における有力企業へと発展した。1988年には米・ファイアストンを買収、同社の経営再建に苦戦しながらも、北米における事業基盤と販売ネットワークを一挙に獲得した。現在では仏・ミシュランと並んで世界首位級の総合タイヤメーカーとして君臨する。祖業はタイヤだが事業多角化が進んでおり、自転車・スポーツ用品・自動車部品・工業用資材なども製造している。

POINT
  • 世界3大タイヤメーカーの一角で世界的知名度、日米市場に強い
  • 売上高4兆円を2022年に突破、利益の安定性が高い
  • 平均年収は755万円だが30歳前後で裁量労働制に、僻地勤務が多い
  • 就職偏差値と難易度

    ✔就職偏差値:69(上位)

    かなりの勝ち組サラリーマン。タイヤ分野における世界的大手であり業績・財務いずれも安定的。大手完成車メーカーに社会的名声と待遇で負けるのは痛いが、それでも十分に良好な域。
    詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

    ✔就職難易度:難関上位級

    総合職の採用人数は年間70人~110人と企業規模の割には少ない。グローバル企業かつ有名企業であるため応募数も多く、採用倍率は高め。特に事務系総合職は40人ほどの採用しかないため難関。
    採用大学:【国公立】東京工業大学・大阪大学・九州大学・北海道大学・筑波大学・金沢大学・千葉大学・新潟大学・東京外国語大学・室蘭工業大学など、【私立】慶応義塾大学・早稲田大学・同志社大学・立教大学・法政大学・関西学院大学・立命館大学・国際基督教大学・東京理科大学・芝浦工業大学など(出典:マイナビ2027

    業績動向

    ✔売上高と営業利益

    ブリヂストンの売上高は2021年・2022年のみ急落*1したが、同年以降は増加傾向に転換。2025年には過去最高となる売上高4.43兆円に到達している*2。営業利益も2021年のみ低迷したが、同年を除けば3,400億~4,800億円ほどで安定的に推移している。
    *1:2021年・2022年に売上高が急落した理由は、世界的なCOVID-19感染拡大による外出自粛でタイヤ需要が世界的に落ち込んだことが主要因。
    *2:2025年に売上高が増加した理由は、①インフレ(原材料費・エネルギー費・労務費・海上運賃の高騰)を受けた販売価格の値上げ、②高インチ・高付加価値商品の販売好調、③為替レートの円安推移による為替効果、など。

    ✔セグメント別の状況

    ブリヂストンは、日本事業(日本国内における事業展開)、米州事業(アメリカ・カナダ・メキシコにおける事業展開)、欧州他事業(ヨーロッパ・ロシア・中近東・インド・アフリカにおける事業展開)、アジア事業(アジア・中国・大洋州における事業展開)、その他事業、の5事業を有する。
    当社の事業構造は、単なるタイヤメーカーというより、プレミアムタイヤを中核に据えつつ、その販売後まで収益機会を取り込み続けることで成立している点に特徴がある。プレミアムタイヤとしては乗用車向けではスポーツ系の『POTENZA』、コンフォート系の『TURANZA』、SUV向けの『ALENZA』『DUELER』、冬用の『BLIZZAK』などを軸に、ブランドごとに用途と顧客層を切り分けながら高単価商品を展開している。とりわけ重要なのは、新車装着用タイヤを売って終わるのではなく、その後の長期的な交換需要をいかに自社へ回帰させるかであり、北米・欧州を中心に高付加価値のプレミアムタイヤを販売し、その後の交換需要を囲い込むことで高収益化を図っている。加えて、最近では鉱山車両・航空機・トラックバス向けのBtoBソリューション、小売ネットワークを活用したサービス提供などを通じて、顧客が「使う」段階で継続的に収益を積み上げるモデルへと移行を進めている。地域別では米州事業が業績の柱となっており、売上高の約43%・利益の約43%を同事業が占める構造となっている。日本国内の事業規模も意外と大きく、米州に次ぐ柱である。ヨーロッパ・アフリカ・アジアにおける事業規模はそれほど大きくはない。

    ✔最終利益と利益率

    ブリヂストンの純利益は2,400億~3,500億円ほどで長期的に推移している。2021年のみ最終赤字を計上しているが、これは実に69年ぶりの最終赤字への転落であった*3。営業利益率も2021年を除けば10%以上で安定しており、自動車業界としては相当に良好な水準。
    *3:COVID-19感染拡大による外出自粛の影響でタイヤ販売が世界的に急減。更に、中国やロシアなど海外事業の減損損失や事業構造改革費用などで1,588億円の損失が生じたことで最終赤字に転落。

    ✔自己資本比率と純資産

    ブリヂストンの自己資本比率は65.2%(2025年)と相当な高水準にあり、安定的な利益体質を加味すれば財務体質は大いに健全と評価できる。純資産は2022年から右肩上がりの増加を継続しており、2025年には3.78兆円に到達している。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    ブリヂストンの平均年収は755万円(2025年)となっており、タイヤ業界において首位の給与水準を誇る。総合職の場合、30歳で年収650万~750万円ほど、課長職レベルで年収1,050万~1,250万円ほど。ただし総合職は30歳頃から裁量労働制へと移行し、残業代は不支給となる。

    ✔従業員数と勤続年数

    ブリヂストンの単体従業員数は長期的に1.3万~1.4万人の水準で安定的に推移している。子会社・関連会社を合わせた連結従業員数は12.1万人規模である。平均勤続年数は15.5年(2025年)と大手メーカーとしては普通の水準に留まる。

    総合評価

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