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【勝ち組?】オリコンの就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

オリコンは、顧客満足度調査・ニュース配信などを主力とする情報サービス会社。1967年に小池聰行が出版会社として創業し、日本初となるレコード売上ランキング誌『総合芸能市場調査』を創刊。1980年代にはCDランキングの発表を開始し、音楽業界におけるランキング媒体としての地位を確立。2000年代にはニュース配信・エンタメ情報・Webメディアへと事業領域を拡大。2010年代には保険・通信・金融・不動産など幅広い領域で『オリコン顧客満足度調査』を開始し、利用者調査に基づくランキングとして、消費者のサービス選択を支援する事業へ広がった。現在では、全国200産業のサービスにおける満足度調査を展開し、デジタルプロモーション支援・データ販売などを手掛ける。

POINT
  • 音楽ランキングで著名、現在は顧客満足度調査・データ販売が主力
  • 売上高は2011年でピークアウトするも高利益率、財務体質は極めて良好
  • 平均年収736万円だが福利厚生は企業規模なり、従業員数42人と少ない
  • 就職偏差値と難易度

    ✔就職偏差値:61(中堅上位)

    企業規模は世間が思う以上に小さいが、高い財務健全性で実質無借金経営を達成している。斜陽産業のイメージに反して高利益率を確保し続けており、依然として競争力は高い。
    詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

    ✔就職難易度:やや難関

    総合職の採用数は年間2人~5人と極めて少なく、門戸は狭い。音楽ファン層における知名度が非常に高いため、選考倍率は決して低くならない。
    採用大学:非公開(出典:オリコン新卒採用

    業績動向

    ✔売上高と営業利益

    オリコンの売上高は2011年に過去最高となる67.9億円に到達したが、同年以降はやや停滞がみられる。過去8年間は売上高37億~49億円ほどで推移している*1。営業利益は2023年に過去最高となる17.6億円に到達したが、同年以降はやや減少傾向にある。
    *1:2011年で売上高がピークアウトした理由は、従来型の音楽・雑誌ビジネスが衰退したことが主要因。当時の主力事業であったガラケー向け課金モデルがスマートフォンの普及で衰退、雑誌・紙媒体もネットメディアにシェアを奪われた経緯がある。

    ✔セグメント別の状況

    オリコンは、コミュニケーション事業(顧客満足度調査、ニュース配信・デジタルプロモーションなど)、データサービス事業(音楽・映像・書籍のマーケティングデータ提供など)、モバイル事業(携帯端末向けの音楽・書籍コンテンツ配信サービス)、広告事業(広告イベントの企画運営など)、の4事業を有する。
    当社の事業構造は、音楽ランキングで培った「データを収集し、集計し、順位化する」ノウハウを生かして、顧客満足度調査・ニュース配信・広告・データ販売へ展開している点に特徴がある。かつては音楽業界における売上ランキング媒体としての色彩が強かったが、現在ではランキングと調査データを軸にした情報サービス企業へ転換している。最大の特徴は、ランキングそのものをコンテンツ化できる点にある。音楽ランキングでは、CD・配信・映像作品などの売上データを集計し、ヒットの客観的指標として提供してきた。現在の主力である『オリコン顧客満足度調査』では、保険・通信・金融・不動産・教育など幅広いサービス分野を対象に、実際の利用者評価を収集し、ランキングとして公表している。これにより、消費者には比較・選択の材料を提供し、企業側にはブランド訴求やデジタルプロモーションの機会を提供している。

    ✔最終利益と利益率

    オリコンの純利益は2023年に過去最高となる11.6億円に到達したが、同年以降はやや減少傾向。営業利益率は2023年に36.2%に到達したが、2025年は28.5%にやや後退している。斜陽産業のイメージがありつつも、実際には依然として高利益率を確保できている。

    ✔自己資本比率と純資産

    オリコンの自己資本比率は70%~86%ほどで推移しており、負債に依存しない事業運営ができている。高利益率に加えて無借金経営を達成しており、財務健全性は大いに良好である*2。純資産は右肩上がりの増加傾向が続いており、2025年には56.5億円に到達している。
    *2:当社は有利子負債1.7億円(2025年)に対して手元の現預金が38.8億円(2025年)に達しており、有利子負債を手元資金が上回る実質無借金経営として知られる。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    オリコンの平均年収は2023年まで600万~670万円で推移していたが、2025年には736万円に上振れしている。総合職の場合、30歳で年収450万~500万円ほど、課長職レベルで年収700万~800万円が目安となる。平均年齢は42.3歳(2025年)と、大手企業の標準的な水準。

    ✔従業員数と勤続年数

    オリコンの単体従業員数は長期的に29人~47人で推移しており、一般知名度の高さの割には少数精鋭の組織体制となっている。子会社や関連会社の従業員も含めた連結従業員数は187人ほど。平均勤続年数は10.1年(2025年)と大手企業の標準的な水準を上回る。

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