本レポートでは、印象論ではなく、データから就職偏差値と格付を評価しています。レポート末尾で、最終結論とその根拠を提示します。
企業概要
インテグラルは、非上場・上場企業へのエクイティ投資を主力とする投資会社。2007年に佐山展生と山本礼二郎らがプライベートエクイティファンドとして設立。2011年にはアパマンショップホールディングスに出資した他、2015年には経営破綻したスカイマークの再建支援に参入。現在では年商1,000億円以下の中堅企業への投資事業を主力としており、複数のプライベートエクイティファンドを運営する。投資先の企業価値を最大化するため、投資先企業に常駐しての経営支援も展開。
就職偏差値と難易度
✔就職偏差値:78(頂点)
金融系ハイキャリアの到達点。卓越した給与水準は当然として、資本家としての卓越した知見を得ることは人生を通じたハイキャリアを確定できるに等しい。まさに国内最高峰の勝ち組である。
詳細な企業分析は以下の業績動向・社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。
✔就職難易度:至難
採用数は非公開だが、年間数名レベルと推定される。応募資格は「投資銀行もしくは経営コンサル経験者」「公認会計士資格・海外MBA取得者」のみ。一般人では応募すら不可能である。
採用大学:【国公立】東京大学・京都大学・一橋大学・カリフォルニア大学バークレー校・ロンドンビジネススクール・インディアナ大学・清華大学・香港科技大学など、【私立】慶應義塾大学・早稲田大学・国際基督教大学・ハーバード大学・ケンブリッジ大学など(出典:インテグラルMember)
業績動向
✔収益と営業利益
インテグラルの収益は過去3年間に渡って増加傾向。2023年には過去最高となる収益140.8億円に到達している*1。営業利益も過去3年間で急増しており、2023年には109.9億円に急増。
*1:2023年に収益・利益が急増した理由は、①投資先企業・子会社がCOVID-19影響による業績低下から回復したことによる公正価値・配当金の増加、②投資先企業1社の株式上場と投資先企業3社の株式売却、による。
✔セグメント別の状況
インテグラルは、投資事業(未公開株式会社へと投資を主とするプライベートエクイティファンドを通じた投資、投資先への経営支援)のみの単一事業会社である。
当社の収益構造は、①投資先企業の公正価値の上昇による投資収益・配当金の増加、②運営ファンドの管理報酬・キャリードインタレスト、③投資先企業への経営指導による報酬、によって構成される。なお、キャリードインタレストとは出資履行金額に年率8%以上の分配を遂行した後、運用実績に応じた報酬として受領する金額である(参考リンク)。
✔最終利益と利益率
インテグラルの純利益は過去3年間に渡って増加傾向にあり、2023年には過去最高となる75.7億円に到達。営業利益率は過去3年間に渡って40%以上の高水準を維持しており、2023年には78%の超高水準に到達している*2。
*2:当社に限らず、プライベートエクイティファンドは投資に成功すると巨額の利益を確保できる反面、投資先の業績が悪化すると損失発生に加えて配当金なども減額する。良くも悪くも投資の成否によって業績が急変動する特徴がある。
✔自己資本比率と純資産
インテグラルの自己資本比率は2020年から50%〜70%の高水準で推移しており、財務健全性は良好。純資産は2020年から160億~195億円で推移しており、2023年には398.6億円まで増加。
社員の待遇
✔平均年収と平均年齢
インテグラルの平均年収は1,600万円〜1,700万円ほどで推移している。総合職の場合、30歳のアソシエイトで年収1,300万〜1,500万円ほど、ヴァイスプレジデントで1,800万〜2,200万円ほどと推定。実力さえあればサラリーマンとして最高峰の給与を得られる。
✔従業員数と勤続年数
インテグラルの単体従業員数は60名〜70名ほどで推移しており、極めて少数精鋭の組織体制となっている。平均勤続年数は5年に満たず、従業員の入れ替わりは多い*3。
*3:プライベートエクイティファンドは終身雇用とは無縁の業界であることが要因として大きい。
上記の公開データを総合的に踏まえた、企業としての実力値と就職先としての評価を、以下に最終的な評価結論として整理します。
総合評価
✓
大手・有名企業550社の実力と就職序列を
SSS~Fランクの21段階で格付しています。
✓
1社あたり平均800文字超で「企業としての実力」と「就職先としての魅力」を深掘り、企業理解を格上げします。
✓
いつでも登録解除可能です。期間の縛りはありません。
※登録方法・Q&Aはこちら
