本レポートでは、印象論ではなく、データから就職偏差値と格付を評価しています。レポート末尾で、最終結論とその根拠を提示します。
企業概要
JPモルガン・チェースは、アメリカに本社を置く大手金融グループ。2000年にロックフェラー系のチェース・マンハッタンとモルガン系のJPモルガンが合併して誕生。同業のバンクオブアメリカ・シティグループ・ウェルズファーゴグループと共に、アメリカ最大手の銀行グループの一角として知られ、消費者向け銀行・投資銀行・商業銀行・消費者金融サービスなどを幅広く展開。現在ではアメリカの金融機関として総資産額トップに君臨する。
・アメリカ最大の大手金融グループ、総資産額において全米トップを誇る
・売上高・利益いずれも堅調な増加傾向、2023年は業績絶好調に
・入社数年で年収1,000万円を超え、2,000万円以上も普通に目指せる
就職偏差値と難易度
✔就職偏差値:80(頂点)
サラリーマン社会の頂点。世界最高峰レベルの社会的名声と給与水準は勿論、キャリア価値も傑出。まさに圧倒的な勝ち組であり、誰もが羨望するスーパーエリートそのもの。
詳細な企業分析は以下の業績動向・社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。
✔就職難易度:至難
採用実績に関する情報がほぼ非公開。日本法人の規模からすれば採用数は年間10人~30人レベルと推定。世界的な金融業界トップクラス企業であるため、就職難易度は桁違い。
採用大学:非公開(出典:JPモルガン・チェース採用情報)
業績動向
✔売上高と経常利益
JPモルガン・チェースの売上高はアメリカ経済の成長を追い風に長期的な増加傾向が継続。2023年には1,581億ドルにまで急増*1。経常利益は340億ドル以上で安定推移している他、2021年以降は400億ドル~660億ドルに急増。
*1:2023年に売上高が急増した理由は、①世界的な金利上昇による金利収入の大幅増加、②世界的な株高傾向による資産運用手数料の増加、③23年5月に経営破綻したファースト・リパブリック・バンクの買収による同行の傘下入り、が主要因。
✔セグメント別の状況
JPモルガン・チェースは、消費者向け銀行部門(コンシューマーバンキング・住宅ローンサービス・クレジットカードなど)、投資銀行部門部門(投資銀行・債券投資・証券サービス)、商業銀行部門(ミドルマーケットバンキング・商業用不動産銀行業務など)、アセット&ウェルスマネジメント部門(プライベートバンキング・アセットマネジメントなど)、の4部門を有する。
当行は消費者向け銀行・投資銀行・商業銀行すべての機能が揃った巨大金融グループである点が特徴。厳密には商業銀行業務を『JPモルガン・チェース銀行』が担い、投資銀行業務を『JPモルガン』が担う関係にある。
✔最終利益と利益率
JPモルガン・チェースの純利益は緩やかな増加傾向が続いており、直近の2023年には495億ドルに到達。経常利益率は年度により上下変動はあるものの、長期的に30%~40%レベルで推移しており高利益率を誇る。
✔自己資本比率と純資産
JPモルガン・チェースの自己資本比率は長期的に7%~10%ほどで推移しており、かなり低めの水準。ただし、銀行業は顧客から預金・有価証券を預かる事業の性質上、貸借対照表での負債が広がるため自己資本比率が低くなりやすいため問題はない。純資産は増加傾向にあり、2023年には3,278億ドルに到達。
社員の待遇
✔平均年収と平均年齢
JPモルガン・チェースの平均年収は非公開。投資銀行部門の場合、新卒入社から数年後のアソシエイトで年収1,000万~2,000万円に到達、エグゼクティブディレクターに昇格すると年収5,000万~8,000万円に到達。実力がなければ昇給はない。
[日本法人の個別データは非公開]
✔従業員数と勤続年数
JPモルガン・チェースの従業員数はグローバルで30.9万人レベル。日本法人における従業員数は1,000人ほどと推定される。日本法人における平均勤続年数は非公開。
[日本法人の個別データは非公開]
総合評価
✓ 大手・有名企業550社の実力と就職序列をSSS~Fランクの21段階で格付けしています。
✓ 1社あたり平均1,000文字超で格付根拠を深掘り説明、企業理解を格上げします。
✓ 広告費を一切かけず、調査・分析のみに特化することで、月額980円を実現しています。
✓ いつでも解約可能です。就職・転職や企業研究など、必要な期間に限ってご利用ください。
※会員登録の詳細・Q&Aはこちら