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半導体

【勝ち組?】SUMCOの就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

SUMCOは、半導体向けシリコンウエーハを主力とする半導体メーカー。1999年に住友金属工業・三菱マテリアル・三菱マテリアルシリコンがシリコンウェーハ製造会社として設立。2002年には三菱マテリアルシリコンと合併して『三菱住友シリコン』となったが、2005年に現社名へと社名変更。現在ではシリコンウエーハにおいて信越化学工業に続く世界2位の地位を確立しており、保有特許数は3,500件を超える。韓・サムスン電子や台湾・TSMCなど、世界的な半導体メーカーにシリコンウエーハを納入している。

POINT

・シリコンウエーハで世界シェア2位の業界大手、佐賀県・長崎県が地盤
・売上高・利益は上下変動を経つつも目先はまずまず、財務健全性も良好
・平均年収679万円だが福利厚生は良好、佐賀県内では社会的名声も高い

就職偏差値と難易度

✔就職偏差値:62(中堅上位)

大手企業の中でも中堅上位クラスの1社であり、世間的にも有名企業として認知される。入社できればサラリーマンとして、かなり安定した人生が得られるだろう。
詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

✔就職難易度:中難易度

総合職の採用人数は年間25人~30人ほど。半導体業界の人気上昇によって、やや難化傾向がみられる。佐賀県に主力拠点が集積しているため九州出身者にも人気。
採用大学:【国公立】九州大学・北海道大学・横浜国立大学・新潟大学・岡山大学・長崎大学・佐賀大学・北見工業大学・長岡技術科学大学など、【私立】慶応義塾大学・早稲田大学・中央大学・青山学院大学・法政大学・関西学院大学・立命館大学・日本大学・青山学院大学・東京理科大学など(出典:マイナビ2026

業績動向

✔売上高と営業利益

SUMCOの売上高は2021年まで2,600億〜3,300億円で推移していたが、同年以降は急増*1。2022年には過去最高となる4,410億円に到達。営業利益は年度による上下変動が大きいが、長期的には370億〜1,090億円で推移している*2。
*1:2022年に売上高が急増した理由は、①自動車やデータセンター向けの半導体需要の急増によるシリコンウエーハ市況高騰、②為替レートの円安推移による為替効果、など。
*2:シリコンウエーハは半導体需要により価格が変動する市況産業であるため、好調時には大きく利益を伸ばせる反面、不調時には利益を落としやすい事情がある。

✔セグメント別の状況

SUMCOは、高純度シリコン事業(半導体用シリコンウエーハの開発・製造・販売など)、のみの単一事業会社である。
当社は1999年に住友金属工業・三菱マテリアル・三菱マテリアルシリコンがシリコンウエーハ専業メーカーとして設立した企業であり、約20年以上に渡って専業を貫いている。先端半導体に必要となる高品質なシリコンウエーハの製造には巨額の設備投資が必要となるため無闇な事業多角化を進めていない。

✔最終利益と利益率

SUMCOの純利益は年度による上下変動が激しい*3が、長期的には200億~700億円で推移している。営業利益率も上下変動が激しいが、好調時には25%前後にまで高まる一方、不調時にも9%前後と悪くない水準を維持している。
*3:2024年に純利益が減少した理由は、①AI分野以外の半導体需要の一服による半導体市況の軟化、②小径シリコンウエーハを製造できる中国メーカーの増加による競争激化、③小径シリコンウエーハの製造拠点再編による減損損失(参考リンク)、など。

✔自己資本比率と純資産

SUMCOの自己資本比率は2021年に62.3%にまで増加*4したが、2023年には50.5%にやや後退している。純資産は右肩上がりの増加傾向にあり、2023年には6,572億円に到達。
*4:2021年に自己資本比率が急増した理由は、シリコンウエーハ製造能力の増強に向けて公募増資で約1,280億円を調達したことが主要因(参考リンク)。

社員の待遇

✔平均年収と平均年齢

SUMCOの平均年収は2016年は594万円であったが、同年以降は600万円台に上昇。2023年には平均年収679万円となっている。大卒総合職の場合、30歳で年収530万~630万円ほど、課長職レベルで年収950万~1,1,00万円が目安。

✔従業員数と勤続年数

SUMCOの単体従業員数は長期的な増加傾向にあり、2023年は4,938人の組織体制。子会社や関連会社の従業員も含めた連結従業員数は9,800人ほど。平均勤続年数は下落傾向がみられ、2023年は14.2年と大手企業の標準的な水準をやや下回る。が、これは積極採用によって従業員を増やしている反動である。

総合評価

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