本レポートでは、印象論ではなく、データから就職偏差値と格付を評価しています。レポート末尾で、最終結論とその根拠を提示します。
企業概要
日本テレビホールディングスは、日本テレビ放送網・BS日本・CS日本などを傘下に持つ大手テレビ局。1952年に読売新聞社が主導して日本初の民間テレビ局として設立。民間テレビ局として初の国会中継・ドラマ・スポーツ中継などを次々と展開して、日本におけるテレビ文化の礎を築き、日本初のテレビコマーシャルも放映。2000年にはBS日本を設立して、BSデジタル放送にも進出。現代においても民放キー局5社の一角として君臨しており、フジ・メディア・ホールディングスに続く業界2位の地位を確立。
就職偏差値と難易度
✔就職偏差値:77(頂点)
サラリーマンとしては最高峰クラスの勝ち組。世間が思うほど高待遇でもないが、卓越した世間体が高査定を牽引。が、テレビ業界の斜陽化によって往年の輝きはない。
詳細な企業分析は以下の業績動向・社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。
✔就職難易度:至難
総合職の採用数は年間30名~35名ほど。テレビ業界の衰退で人気は下降傾向だが、採用枠数が極めて限られるため選考倍率は今なお鬼門。見紛う事なき難関。
採用大学:【国公立】東京大学・大阪大学・神戸大学・千葉大学・カリフォルニア大学など、【私立】慶應義塾大学・早稲田大学・上智大学・芝浦工業大学・聖心女子大学など(出典:就職四季報)
業績動向
✔売上高と経常利益
日本テレビホールディングスの売上高は3,900億~4,200億円レベルで長期的に停滞*1。営業利益も2021年を除けば*2、長期的に420億~520億円レベルで横ばいが続いている。よく言えば安定しているが、悪く言えば成長性はない。
*1:テレビ業界は典型的な斜陽産業であり、当社に限らず業績を伸ばせない状況。理由は、①インターネットの普及による動画サイト・SNSへの顧客流出、②娯楽の多様化によるテレビへの関心低下、③規制強化によるコンテンツ制作の制約増加、など。
*2:2021年の利益急増は、①前年度にCOVID-19影響で急減した広告収入の反動急増、②傘下のスポーツクラブ「ティップネス」の赤字解消、などが主要因。
✔セグメント別の状況
日本テレビホールディングスは、メディア・コンテンツ事業(テレビ広告枠販売・有料放送・映像音楽ロイヤリティ収入・映画・テーマパークなど)、生活・健康事業(スポーツクラブ運営)、不動産事業(不動産賃貸・ビルマネジメント・太陽光発電)、の3事業を有する。
当社は売上高・利益いずれも約90%前後をメディア・コンテンツ事業であり、名実共にテレビ事業が圧倒的な中核事業。スポーツクラブを運営する生活・健康事業は2014年にサントリーから買収したスポーツジム「ティップネス」が主力であるが、全社利益への貢献は乏しい。
✔最終利益と利益率
日本テレビホールディングスの純利益は、長期的に300億~400億円レベルで横ばい。営業利益率は8%~14%ほどで長期的に安定的、そこそこ高めの水準だが世間が思うほど高利益率でもない。
✔自己資本比率と純資産
日本テレビホールディングスの自己資本比率は75%~80%ほどの高水準で安定的。純資産は長期的に増加傾向が続いており、直近では9,473億円に到達。財務体質は極めて堅実であり、倒産リスクとはおよそ無縁。
社員の待遇
✔平均年収と平均年齢
日本テレビホールディングスの平均年収は1,350万~1,400万円程で推移しているが、これは持株会社の201人のみの平均年収。大卒総合職であれば30歳で850万~980万円、課長職レベルで1,300万~1,400万円ほど。
✔従業員数と勤続年数
日本テレビホールディングスの単体従業員数は長期的に180人~200人で横ばい。子会社・関係会社を含めた連結従業員数は5,100人ほど。平均勤続年数は16年~20年ほどで推移しているが、これは持株会社の201人のみの平均勤続年数。
上記の公開データを総合的に踏まえた、企業としての実力値と就職先としての評価を、以下に最終的な評価結論として整理します。
総合評価
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