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不動産

【勝ち組?】森ビルの就職偏差値・難易度と平均年収の企業研究【激務?やばい?】

企業概要

森ビルは、東京都心部におけるオフィスビル・商業施設の開発を主力とする不動産デベロッパー。1955年に森泰吉郎が賃貸ビル会社として創業。終戦後に買い集めた都心部の底地にオフィスビルを建設して事業を拡大した。1970年代には複合商業施設の開発にも進出、1978年にラフォーレ原宿を開業。2003年には六本木ヒルズを開業し、都市再開発型デベロッパーとしてのブランドを確立した。2023年には麻布台ヒルズを開業、約35年に及ぶ地権者調整を経て、高さ約330m級の東京の新たなランドマークを築き上げた。現在では東京都港区を中心に約120棟以上のビルを保有、『立体緑園都市』の思想に基づく、オフィス・商業・住宅・文化施設・緑地を一体化させたコンパクトシティ開発を得意とする。

POINT
  • 東京都心に特化した不動産会社、六本木ヒルズなど大型物件を多数保有
  • 売上高・利益は2022年から過去最高圏に到達、財務体質は問題ない水準
  • 平均年収977万円だが家賃補助は多くない、都内でのブランド力は大
  • 就職偏差値と難易度

    ✔就職偏差値:74(最上位)

    東京都内においては数多くの一流不動産を保有しており、絶大な企業ブランド力を誇る。給与水準は不動産業界でも上位級だが、財閥系不動産デベロッパーにはやや及ばない。
    詳細な企業分析は以下の業績動向社員の待遇を参照。本レポート末尾に総合評価を記す。

    ✔就職難易度:最難関級

    総合職の採用数は年間30人~35人ほど、ビルマネジメント職として年間5人~8人を採用。東京都内では絶大なブランド力を誇るだけにハイレベル大学からの採用が多く、難易度は非常に高い。
    採用大学:【国公立】東京大学・京都大学・名古屋大学・東北大学・神戸大学・筑波大学・横浜国立大学・金沢大学・千葉大学・一橋大学・東京科学大学など、【私立】慶應義塾大学・早稲田大学・明治大学・関西学院大学・芝浦工業大学・東京電機大学・聖心女子大学など(出典:マイナビ2028

    業績動向

    ✔営業収益と営業利益

    森ビルの営業収益は2021年まで2,300億~2,500億円ほど安定していたが、同年以降は急増傾向。2025年には過去最高となる営業収益3,858億円に到達している。営業利益は510億~650億円ほどで横這いが続いていたが、2025年には過去最高となる842億円に増加。
    *1:2024年に営業収益が急増した理由は、①大型物件『麻布台ヒルズ』『虎ノ門ヒルズ ステーションタワー』の開業、②COVID-19感染終息による都心オフィスビル需要の回復、③訪日外国人観光客の増加によるホテル事業の回復、など。

    ✔セグメント別の状況

    森ビルは、賃貸事業(賃貸管理・運営受託・請負工事・電気供給など)、分譲事業(個人顧客・投資家向けオフィスビル・賃貸住宅の販売)、施設営業事業(ホテル運営・会員制クラブ・ゴルフ場など)、海外事業(海外における不動産開発・不動産事業)、の4事業を有する。
    当社の事業構造は、東京都心部において、オフィス・商業施設・住宅・ホテル・文化施設を一体化させる都市開発モデルによって成立している。六本木ヒルズ・虎ノ門ヒルズ・麻布台ヒルズに代表される『ヒルズ』型の複合都市開発を得意とし、街区全体を再編し、オフィスワーカー・居住者・来街者・商業テナント・文化施設を同一エリア内に集積させることで、都市そのものの価値を高める点に特徴がある。また、都心一等地で複雑な地権者調整をまとめ上げる再開発力にも強みがあり、麻布台ヒルズでは約35年に及ぶ地権者調整を完遂した実績を持つ。また、開発した物件については、短期売買することなく、長期保有によって継続的な賃料収入を回収する事業モデルを採る。加えて、東京都港区を戦略エリアとして定め、経済・文化・国際・自然が調和する国際都市の建設を目指している(参考リンク)。

    ✔最終利益と利益率

    森ビルの純利益は2021年まで310億~400億円で推移していたが、2022年からは増加傾向に転換。2024年には過去最高となる純利益589億円に到達している。営業利益率は長期的に20%ほどで推移しており、大手不動産デベロッパーとしては標準的な水準である。

    ✔自己資本比率と純資産

    森ビルの自己資本比率は長期的に23%~27%に留まっているが、大手不動産デベロッパーとしては標準的な水準*2。純資産は長期的な増加傾向にあり、2025年には7,764億円に到達している。
    *2:不動産デベロッパーは土地建物への投資額が巨額に及び、投資期間も長期に渡る。そのため長期借入金などの資金調達で費用を賄うことが多く、自己資本比率が高まりにくい傾向がある。

    社員の待遇

    ✔平均年収と平均年齢

    森ビルの平均年収は2023年まで860万〜900万円で推移していたが、2025年には977万円まで増加。総合職の場合、30歳で780万~850万円ほど、課長職レベルで年収1,200万~1,300万円レベルが目安。不動産業界における上位レベルの待遇を得られるが、財閥系大手不動産デベロッパーには届かない水準である。平均年齢は43.6歳(2025年)と、大企業の標準的な水準をやや上回る。

    ✔従業員数と勤続年数

    森ビルの単体従業員数は2019年から増加傾向が続いており、2025年は1,548人の組織体制となっている。子会社や関連会社の従業員も含めた連結従業員数は4,059人ほど。平均勤続年数は直近で16.1年(2025年)と大企業の標準的水準をやや上回り、不動産業界としては長め。

    総合評価

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