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【勝ち組?】明電舎の就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

明電舎は、発電機・変圧器・電源・モータなどを主力とする重電メーカー。1897年に重宗芳水が電機メーカーとして創業。1901年には発電機・電動機の開発に成功して、戦前から電動機分野で国内シェア首位に躍進した。1955年には独・AEG社、1968年には米・GE社と業務提携。1980年代からは「パワートロニクス&メカトロニクス&エレクトロニクス」を3本柱として事業展開。現在では発電所・変電所・工場向けの発電機・変圧器・電源装置などを主力とする他、自動車・半導体向けの電動部品も幅広く手掛ける。

POINT

・重電メーカー第5位、発電機や変圧器に強い創業120年以上の老舗
・売上高は伸びるも利益は横ばい、財務体質は改善傾向だが普通
・平均年収735万円だが福利厚生が良好、平均勤続年数19年前後

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【勝ち組?】セイコーエプソンの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

セイコーエプソンは、プリンタ・プロジェクター・スキャナーなどを製造する電機メーカー。1942年にセイコーグループの協力会社として創業した大和工業が源流であるが、1959年にセイコー諏訪工場を譲り受けてセイコーの社名を冠するようになった。創業当初から時計製造をコア事業としていたが、1980年代に半導体・プリンタ分野へと進出。現在ではプリンタなどの電機製品が主力製品となっている。現在もセイコーグループは大株主ではあるが保有割合は3.46%に過ぎず、資本関係は極めて薄い。

POINT

・セイコーG系の電機メーカー、プリンタで世界シェア第3位
・売上高はやや停滞気味だが直近は為替と値上げの恩恵で急増、財務も堅い
・平均年収800万円程度、地盤の長野県では極めて評価が高いメーカー

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【勝ち組?】ワコムの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

ワコムは、ペンタブレット・液晶タブレットを主力とする電子メーカー。1983年に村上東が電子機器メーカーとして創業、1984年には世界初のペンタブレットを発売。当時はCAD製図用途が主であったが、1990年に米・ウォルトディズニーが「美女と野獣」の制作に導入したことを機にクリエイティブ分野への展開を強化。現在ではペンタブレット分野において世界シェア首位を誇る。韓・サムスン電子など世界的電機メーカーへセンサー部品・モジュールも販売しており、海外売上高比率は90%を超える。

POINT

・ペンタブレット領域で世界シェア首位、海外売上高比率90%以上
・売上高・利益いずれも2021年から減少、ただし特需の反動減の要素大
・平均年収904万円と埼玉県トップクラスの待遇、少数精鋭の組織体制

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【勝ち組?】コニカミノルタの就職偏差値と平均年収・待遇【企業研究レポート】

企業概要

コニカミノルタは、複合機・プリンタ・医療機器・産業機器などを製造販売する大手電機メーカー。1928年に田嶋一雄がドイツ2人と国産カメラ生産を目指して創業、2003年に同業のコニカと合併してコニカミノルタとなった。創業から50年以上に渡って写真・カメラ・光学機器の製造を主力事業としていたが、1970年代に電子複写機に参入。2006年にはデジタルカメラ時代の本格到来を見越してカメラ・写真から完全撤退、現在では複合機・プリンタをコア事業としつつも医療機器や産業機械まで幅広く事業展開。

POINT

・事業多角化・グローバル化した世界シェア第4位の複合機メーカー
・売上高は1兆円規模で停滞、2020年からは深刻な業績不振に直面
・平均年収799万円、平均勤続年数20年以上で従業員の定着は良い

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電機メーカー

【勝ち組?】SMCの就職偏差値・難易度と平均年収【企業研究レポート】

企業概要

SMCは、工場設備の自動化ニーズに特化した空気圧制御機器メーカー。空気を動力源として動作する空気圧制御機器において世界シェア首位を誇る。1856年にエアフィルタ部品を製造販売する焼結金属工業として創業したが、1961年には空気圧機器の製造へと進出。1970年代に日本の製造業が飛躍的な発展を遂げると、製造現場の効率化ニーズを巧みに捉えて空気圧制御機器メーカーとして躍進。現在では世界80ヶ国以上に進出しており、日本・米国・欧州・中国などに研究開発センターを設置。開発~生産~物流~アフターサポートまでを自社で一貫提供する製販一貫体制に強み。

POINT

1.空気圧制御機器で世界シェア首位を誇る業界最大手
2.売上高・利益は成長基調が継続、自己資本比率90%台で財務鉄壁
3.平均年収864万円、平均勤続年数20年以上でホワイト企業